フリー素材でリアルなUFO発見動画の制作【3DCG初心者の日記#3】

UFOモデル
目次

UFO発見動画

3DCG初心者ですが、作りたいものを作りながら勉強中。
「今日は公園で落ちているUFOを見つけてしまった」という動画を作りました。

動画に3Dモデルを合わせるためには、「モーショントラッキング」ということをやればいいらしい。
blenderでのチュートリアル動画がたくさんあったので、blenderで挑戦しました。

モーショントラッキング動画の作り方(blender)

簡単な流れ

  • フリーのUFOの3Dモデルを探してくる
  • 元となる動画の撮影
  • 動画の動きと3Dモデルの動きを合わせる
  • UFOにアニメーションをつける

①フリーのUFOの3Dモデルを探してくる

フリーの素材で自分の使いたい3Dモデルを探してきます。

いろんなサイトで探して、私は以下のサイトにあるUFOに決めました。

参考

TURBOSQUID(https://www.turbosquid.com/

大手の3Dモデル販売サイトらしい。フリーでもクオリティの高いものがたくさん!

UFOモデル

②元となる動画の撮影

UFOを発見する動画を撮影します。うまくいかなかったので、何回か撮りなおした結果、以下のことに気を付けたほうが良いということがわかりました。

気を付けたほうが良いこと

  • 画質は良いほうがいい
  • 目印に石でも置くといいかも
  • 影がリアルさのポイント

画質について

「公園に落ちているUFOを撮影する」というイメージだったので、本当にスマホで撮影していたのですが、所々でほんのちょっとだけ映像と3Dモデルがずれてしまうという状況でした。

目印がいけないのかな?なんて色々試す中で、スマホではなく一眼レフカメラで撮影してみたところ、成功!
持っている機材の中で一番画質がいいもので撮影するのがよさそうです。

目印について

いろいろ試す中で、目印になるものが必要か?と思い以下のような画像をA4用紙に印刷し、地面に置いてみることにしました。

モーショントラッキング目印

これが動画がどのように動いているのかを追尾する目印になるのですが、最終的に無くても良かったかも?と思いました。

コントラストが高いところ(明るいところと暗いところの境目)が目印に適しているらしく、外で撮る場合は、晴れた日に小石でも置けば十分目印になりそうでした。
というか、風に飛ばされないように置いた小石の影の方が目印に適していました。

あと、A4用紙を置いてしまうと、その場所からUFOを動かすことができない(動かすとA4用紙が見えてしまう)というデメリットも。。。

影について

ただの地面にUFOを置くだけより、近くに影があった方がリアルっぽくなりました。

ただ、UFOに影が被ってしまうと、UFOにも影をかけなければいけないので、UFOには被らないところに影があると良いです。

③動画の動きと3Dモデルの動きを合わせる

いよいよ本題の「モーショントラッキング」。

以下のYouTube動画を参考にさせていだき、動画にUFOを合成しました。

④UFOにアニメーションをつける

ただ、UFOが置いてあるだけではつまらないので、UFOに動きをつけました。

今度は以下の動画を参考にさせていただきました。

最後に、ちょっと映像を装飾して完成!

今日の学び

現実の映像と3Dを合成する手法を学びました。

思ったよりリアルな映像を作ることができて、モチベーションアップ。
次は、フリーの3D素材を使わずに、自分で作ってみたいところ。

ただ、20秒くらいの動画を書き出すのに数時間かかったので、「Unreal Engine」のありがたさを実感。
「書き出し→確認→修正→書き出しの工程が素早くできる」というのは、どれくらい大切なことなのかを実感できました。

ただ、何かを「作る」ということは「Unreal Engine」ではできないらしいので、「blender」も学ばなければいけなさそう。

とりあえず、次は太陽とか作ってみたいので、またYouTubeを見ながら「blender」を学ぼうと思います。

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この記事を書いた人

大学2年で宇宙の写真を撮ったことがきっかけで宇宙にはまる。
大学院で宇宙の研究をし、そのまま宇宙に関わる仕事に就いたまあまあな星好き。一児の父。
いつか「オーロラ・ウユニ塩湖・南十字」を見に行きたいと思っていたら、新婚旅行でオーロラを達成。

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