「宇宙って本当に存在するんだ!」
突如生まれた星好き青年
星好きの方とお話しすると、
「小さいころから望遠鏡を覗いていました」
「家の近くのプラネタリウムに通っていました」
なんて生粋の星好きが多い気がします。
「〇〇彗星を家族で見に行った!」
「〇〇年の日食はすごかった!」
そんな話を聞くと、とても羨ましく思う私は、小さい頃は星にあまり興味がありませんでした。
「科学」は好きでよく科学館に行っていた記憶はあるのですが、好きだったのは「ロボット」とか「恐竜」でした。
親にプラネタリウムに連れて行ってもらった記憶もありますが、暗くなるとすぐ寝てしまっていたことを覚えています。
そんな私が星好きに目覚めたのは、大学2年生とかなり遅めです。
大学の授業で「天体写真を撮影する」というものがありました。
当時、望遠鏡を使って初めて撮影した天体写真は、インターネット上でたくさん見ることができる宇宙のきれいな写真たちと比べると、かなり見劣りするものでした。
しかし、目では何も見えない空に向けた望遠鏡で確かに撮影できた奇妙な構造の天体写真に衝撃を受けたことを覚えています。
「宇宙って本当に存在するんだ!」
綺麗すぎてどこかうそっぽかった宇宙が身近になった気がしました。
どっぷり宇宙にはまる
私はそこから急遽方針変更をし、宇宙の研究をすることにしました。
そして、流れるように大学院に進み、どっぷりと宇宙につかっていきました。
実際の研究は「宇宙のきれいな写真を撮る」なんてものからはかけ離れていましたが、観測等で星が綺麗な場所に行った際には、趣味で写真を撮っていました。
さらにそこから縁あって、現在も宇宙に関わる職についており宇宙好きを続けています。
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